今や海外旅行でスマホは必需品といってもいいのではないでしょうか?
韓国への旅行でもスマホはほんと便利です。そこら中に無料Wi-Fiがあり、カフェでもだいたいWi-Fiが使えるので、ネット検索やアプリを起動させたいときには大助かりです。(数年後にPIN無しのWi-Fiを規制すると言うニュースがありましたが・・)
とくに地下鉄やバスの路線図、グルメ検索など、スマホアプリがあれば一発で解決できるとすごく助かりますよね。
今回の記事では韓国への旅行で役立つスマホアプリを紹介したいと思います。
目次
地下鉄アプリ Subway Korea
個人的に一番利用頻度が高いアプリかもしれません。旅行に限らず日々の生活でもとても重宝しています。
はじめてダウンロードしたときは、路線図だけのシンプルなものだったのですが、それから幾度かのアップデートを経て、無料にも関わらずかなり高機能なアプリになっています。(開発者に感謝!)
とても見やすい路線図
このように地下鉄の路線図を一目で確認できます。デフォルトは韓国語になりますが、設定から英語と日本語版に切り替えることもできます。
はじめは目的地を探すのも大変かもしれませんが、慣れるとすごく便利。
目的地までの所要時間や乗り換え案内も
使い方はすごく簡単で、まず出発駅を選択して、行きたい駅を目的駅に設定すると上の写真のように、最短時間と最少乗り換えルートから選ぶことができます。
この場合、6号線の合井という駅から4号線の明洞駅までです。画面の上に所要時間が、画面の下に料金が表示されます。
さらに「乗り換え案内」を押すと、画像のように時刻表を確認することができます。また乗り換えの際に一番近い車両の番号も確認することができるのもなにげに便利。
とにかく、このアプリのおかげで韓国での約束時間遅刻率(俗にいうコリアンタイム)が格段に減ったのではと個人的に思ったほど移動時にはフル活用しています(笑)
ちなみにソウル地下鉄だけでなく、プサンなど地方都市の地下鉄も使えるので、韓国への旅行で地下鉄を利用する際には、このアプリひとつあれば大丈夫です。
韓国地下鉄アプリ Subway Korea
バスアプリ Seoul Bus
地下鉄の次に紹介するのがバスです。ただ韓国にきたとき、バスに乗るのはけっこう敷居が高かったりするんですよね。
というのもけっこうたくさんのバスが走っていて、どれがどこまで行くのかけっこう複雑だからです。
そこで紹介したいのが、Seoul Busというアプリです。このアプリの開発者は当時、なんと高校生だったそうなのですが、これも地下鉄アプリとともによく利用させてもらっています。
Seoul Busの使い方
残念ながら日本語ではなくオール韓国語になるので、ハングルが読めないという方には少し難しいかもしれません。
私はバスの番号を入力し、路線図を確認したり、停留所名で検索し、どのバスがくるのかを確認するときによく利用します。
例えば、延世大前(연세대앞)から観光地で有名な仁寺洞(인사동)にいくとします。まずは延世大前で乗れるバスの番号を確認します。
すると、バスの番号が色々でてきました。ネットに接続している場合は、予想到着時刻も確認することができます。
ためしに601番のバス路線図を確認してみます。
すると、このように路線図が出てきます。画面の연세대앞と書いてあるところが現在地で、上の서대문우체국(西大門郵便局)が前の停留所、下の세브란스병원앞(セブランス病院前)が次の停留所になります。
目的地は画面の一番下にある「안국역 종로경찰서 인사동(仁寺洞)」なので、延世大前から6つ目の停留所で降りればよいことが分かります。
またネット接続している場合、右にバスアイコンが表示され、現在どこを運行しているのか確認できます。
韓国バスアプリ Seoul Bus
韓国のバスに乗る時の注意点
まず日本のバスに比べるとかなり運転が乱暴です。その分、スピードは速いのですが、初めて乗った時、まるでジェットコースターに乗っているような気分でした(笑)
あと停留所に次から次へとバスがやってくるので、中には停留所まできてくれず、そのまま走り去ってしまうバスもあります。なので、手を振るなどして運転手に乗ることをアピールするか、ダッシュでバスの前まで移動しなければ置いていかれることがあります・・
それから後ろドアから降りるのですが、慣れないうちは目的地に到着する前に、ドアの前で待機していた方がいいです。日本の感覚だと「バスが停車するまで座席を立つな」ですが、韓国では「バスが停車する前に降りる準備しとけ」です(笑)
※案内放送では一応「バスが停車してから移動してください」と言ってますが(笑)
と、このように書くと乗りたくなくなってしまうかもしれませんが、バスに慣れると、移動がすごく便利になります。しかも5-8分に1台のペースでくるので、長々と待つ必要がありません。
それと地下鉄だと乗り換えが面倒でも、バスだと直線ルートで楽々移動できることも多々あります。
ファンスン(乗り換え)制度とは?
韓国語で"환승"(ファンスン)と言いますが、これは交通カード(ソウルだとT-Money)を利用して地下鉄やバスに乗り換える際に、運賃を割引してくれる制度です。
例えば、交通カードで地下鉄に乗り、改札口を出てから30分以内(夜9時以降は1時間)にバスに乗り換えると、バスの初乗り運賃がかからないお得な制度です。(バスから地下鉄への乗り換えも可)
あとバスからバスへの乗り換え時にもこのファンスン割引は適応されますが、例えば、地下鉄の改札口を出てもう一度地下鉄に乗る場合には、適応されないので注意を。
このファンスンですが、最大3回まで割引されるそうです。それと、乗り換え時にカード残高が250ウォン以上ない場合、乗車できません。
まとめ
韓国旅行で役立つアプリは他にもありますが、別の機会に紹介したいと思います。
韓国は交通費がすごく安いので地下鉄・バスとタクシーを利用すれば、どこでも気軽にいくことができます。
それでも外国であることに変わりはないので、ハングルが読めて簡単な韓国語のフレーズを知っていた方がいいですよね。
そして旅行で使える韓国語を事前にみておくだけでも全然違ってきます。難しい文法や表現を覚えるのではなく、日常会話でさりげなく使える表現を覚えておきましょう。
明洞や仁寺洞といったメジャーな観光地だと店員のほとんどが日本語ができるので韓国語を使ってみる機会はあまりないかもしれません。
でも、道に迷ったときや駅の中で韓国人に道を尋ねるときは、さすがに日本語だと通じないですよね。。その際、英語ではなく韓国語で聞いた方が、下手くそな韓国語であっても、なんとか助けてくれようとするのが韓国人。(外国人にだけは親切なので)
うまくいけば、ショッピングで値引きに持ち込むこめる可能性も・・笑