今回の記事では韓国の光州広域市にある全南大学(전남대학교/チョンナム大学)と韓国語を学ぶことができる言語教育院(언어교육원)について紹介します。
はじめにお断りしておきますと、韓国の地方国立大学で留学している日本人は超マイナーな存在です。(年度によっては日本人留学生が「ゼロ」という年もあります)
しかしながら今回、初めての訪問視察の中で全南大学国際課の職員の方の話を伺いながら「日本人留学生が韓国語の勉強だけでなく韓国での生活に適応することができる環境が整っている」という確信を持つことができました。
韓国の地方国立大学への留学を考えている方、全南大学への留学手続きについて知りたい人はぜひ続きを読み進めてください。
- 2012年から2019年まで韓国ソウルに在住。
- 語学留学▶大学留学▶ワーホリ▶永住などの資格で滞在。
- 現役の韓国語講師であり韓国留学コーディネーター。
全南大学の基礎データ
在校生人数(学部・大学院生) | 20,732人(光州キャンパス、休学生除く) |
全体外国人留学生人数 | 1,638人 |
語学留学生人数 | 約161人(正規課程のみ) |
日本人在籍率 | かなり低い |
全南大学は韓国の南西部に位置する国立大学で、光州市と麗水市に4つのキャンパスがあります。
韓国の拠点国立大学10校のうちの一つで、18の学部と11の大学院を擁する総合大学になります。
韓国国内で学ぶことができる学部学科をほとんど網羅しており、近年では AI融合学部が新たに新設されました。
全南大学(光州キャンパス)の位置
交通アクセス(鉄道、高速バス)
ソウル市内からはKTXで2時間、高速バスだと4時間ほどかかります。
KTXの最寄り駅は、光州松亭(광주송정)駅になり、ソウル江南方面へ向かうSRTも運行しています。
ただ全南大学の最寄り駅である光州駅からは離れており、タクシーでも30分くらいかかります。
現在は両駅間でシャトル列車(1,000ウォン/15分)が運行されており、KTXやSRTを利用する全南大生にとって利用頻度の高い交通手段になっています。
仁川国際空港からの移動も光州方面へのリムジンバスが運行しており、4時間ほどかかります。
空港からのアクセス
仁川国際空港から光州方面のリムジンバスは1日30便以上出ています。(所要時間:約4時間)
- プレミアムバス・・・49,900ウォン
- 優等バス・・39,900ウォン
どちらのバスも3列シートですが、プレミアムバスの場合、Wi-Fiやワイヤレス充電器のほか、飛行機のビジネスクラスのようにシートがフルフラットになり、カーテンで座席間が区切られているのが特徴です。
職員の方によると、出張時には光州松亭(광주송정)駅から光明(광명)駅までKTXで移動し、そこからリムジンバスに乗り換えると空港まで3時間で行けるとのことです。乗り換えるのが面倒ですが、光明駅で事前チェックインができるので便利だとおっしゃってました。
光州市周辺の空港(国際線:現在は運行なし)
市内には光州空港があり、かつて(20年以上前)大阪と光州を結ぶ国際線が存在していましたが、現在は国内線のみの運行になっています。
光州市から車で30分ほど離れた距離にある「務安国際空港 무안국제공항」が国際線を運航しており、将来的には日本路線も復活するのではないかと言われています。
全南大学 光州キャンパスの紹介
ここからは写真と一緒に全南大学のキャンパスを紹介していきます。
とはいえキャンパスがかなり広いので、メインとなる部分のみの案内とさせてもらいます。
筆者が訪問したときは暑かったので、職員の方と一緒に車で移動しながらキャンパスを見学させてもらいました。ありがとうございました!
龍鳳館/용봉관(旧大学本部)
全南大学の大学祭の舞台となる中央芝生(正式名称:5.18広場)から見える建物を順番に紹介していきます。
大学の正門からまっすぐ歩くと見える建物が大学本部として長らく使用されていた「龍鳳館/용봉관」。
全南大学人文学部1号館の建物と同じく大学創立期から残る貴重な建物で、国の登録文化財にも指定されています。現在は「歴史館・5.18記念館」として利用されています。
学生会館
光州キャンパス内にいくつかある学生会館の一つ。
文字通り学生のための利便施設(学生食堂、郵便局、銀行など)があります。
食堂は日替わり定食で5,500ウォンでした。
学生食堂も色々な建物にあり、キャンパス内のカフェも数えただけで7箇所はありました。
中央図書館とデジタル図書館
勉強場所となる中央図書館は特に文系学生にとって利用頻度が高い施設です。(人文社会系統の建物近くにあります)
そして全南大学の学生たちに人気のスポットが2021年にオープンしたばかりの「デジタル図書館/정보마루」。
デジタル図書館というように紙の本の貸出はできないのですが、人気の秘密はその空間にあります。
デジタル図書館内部
今回特別に入館させていただきましたが、図書館というよりはオシャレなカフェに近くとても開放的な空間でした。(私も職員の方も終始、自分の学生時代にこんな施設があったらと呟いてました笑)
この日は夏休みで利用者は少なかったのですが、学期中は常に満席状態とのことです。
全南大学生の場合、スマホで入退室をしたり、自分の座席を予約したりすることができます。
職員の方の話によると、平日は20時閉館だったのですが、学生からの要望が多数あり、最近22時閉館に変更されたとのことです。
時計台
芝生を抜けて東側の方に進むと工学部の建物が密集しています。
その中で目立つのがこちらの時計台。
キャンパスが広い全南大学でも道標の役割を果たしているそうで、特にこのエリアで勉強している工大生の待ち合わせ場所にもなっているそうです。
博物館と龍池(人造湖)
工学部エリアをすぎると後門(正式には東門)と人造湖である龍池(용지)が見えます。
全南大学の有名な逸話として「カップルで池の周りを一周すると別れる」と言われているそうです笑
この後門を出ると、いわゆる繁華街になり飲食店が連なっています。(大学の向かい側にあるスタバが一番学生が多いとのこと)
写真は後門のすぐ近くにある博物館にあるコンビニから撮影したもので、コンビニの隣にはコーヒーチェーン店の「A TwoSome Place」が入店しています。
ちなみに龍池は過去に韓国ドラマのロケ地としても使われたことがあり、少し前には아이유(アイユ)と박보검(パク・ボゴム)共演のドラマ「폭싹 속았수다(日本語:本当にお疲れ様でした)」の撮影が全南大学光州キャンパスであったとのことです。
学生寮(生活館)
続けて学生寮(기숙사)を見ていきます。
全南大学の学生寮は芸術学部のある建物の北側にあります。
ちなみに韓国の大学では学生寮がキャンパス内にある場合がほとんどです。
逆に日本の大学の学生寮はキャンパス外部にある場合が多い気がします。
建物周辺にはコンビニや学生食堂があり、近くのバス停から光州市内への移動も便利そうでした。
全南大学の場合、建物棟で男性寮と女性寮に分かれており、当然ですが部外者の入館はできません。
学生寮(2人部屋)
今回、特別に男性寮の見学をさせてもらいました。
国立大学ということもあり正直建物の新しさは感じなかったのですが、部屋の中自体はきれいな印象を受けました。
韓国の学生寮の設備のほとんどが、机、ベッド、棚、それから小型冷蔵庫が備え付けられており、写真には写っていませんが、部屋の中にトイレとシャワーがついていました。
建物の1階には共用のランドリー(洗濯機・乾燥機)の部屋があり、日々の洗濯物はそこで乾かします。
余談①:どうしても2人部屋は嫌だという場合
日本人留学生(最近は韓国人学生)の多くが「2人部屋は嫌だ!」という理由で学生寮を選考しない傾向にあります。
たしかに見知らぬ人との共同生活は抵抗感がありますし、かくいう筆者も留学時代には狭いコシテルを選んでいました。
もし全南大学に入学する場合、とりあえず初学期は学生寮で過ごしてみて、慣れたら次の学期からワンルームを探すという方法をおすすめします。
まず、留学生の場合、学生寮への優先入寮権が与えられるので、入寮希望者はほぼ100%入寮することができます。
やはり留学初学期は交友関係も少なく、寮のルームメートが一番近しい関係になります。(運によりますが)
住んで問題なければそのまま寮に居続ければいいですし、「やっぱりひとり暮らしがいい」となれば引っ越すことになりますが、留学期間中であれば十分に家探しの余裕があります。
韓国に入国する前だと、どうしても限られた情報だけを頼りに家探しをしないといけないのでけっこう面倒です。
またソウルの場合、フルオプション(家具備え付き)ワンルームを契約する為には、最低500万から2,000万ウォンの保証金を用意し、さらにウォルセ(家賃)も月50-100万ウォンはかかってしまいます。
ですが、全南大学周辺のワンルームの場合、保証金100-200万ウォン、家賃20-30万ウォンでも見つかるので、ソウル市内でひとり暮らしをするよりも圧倒的な低コストになります。
なので、「最初の学期は学生寮、2学期目以降はひとり暮らし(ワンルーム)or 学生寮」というのが経済的な面から見てもあまり負担にならないですし、手続きという面から見ても安心感がありおすすめです。
全南大学 G & R HUB (国際協力課、言語教育院など)
元々、教授アパートがあった建物を取壊し、2015年に完成した比較的新しい施設になります。
全南大学の留学生が特に利用頻度の高い建物になります。また語学留学生、交換留学生、学部留学生だけでなく、韓国人在学生向けの国際プログラムの紹介などの業務を行っています。
2階に国際協力課の事務室がある他、教職員専用のゲストルームがあるとのことでした。
建物内はとてもきれいで、韓国語を学ぶ語学留学生のほぼ全員がこちらで授業を受けます。
国籍比率としては、中国、ベトナム、ウズベキスタンなどアジア圏の学生が多く、日本人留学生はほぼいません。
全南大学の言語教育院では初級クラスは全南大学言語教育院オリジナルテキストを使用しており、中級レベルからはソウル大学言語教育院のテキストを使用しているとのことです。
また食堂、学生寮、カフェなども隣接しているので移動が大変便利だと感じました。
そしてこれはまだ先の話だそうですが、将来的にはこの建物の向かい側に新たに学生寮を建設する予定とのことです。
全南大学光州キャンパスはとても広く、緑が豊かで快適な環境でした。また訪問した日はキャンパスの至る所で工事(新築・解体)がされていて、日々新しくなっていることを肌で実感することができました。
全南大学で留学するメリット・デメリット
今回の訪問視察で感じた「日本人留学生にとって全南大学で留学するメリット・デメリット」についてまとめてみたいと思います。
メリット①学費が安い
やはり最初に触れておきたいのは他校に比べると学費が圧倒的に安くなるという点です。
学部系統 | 授業料(1学期) | 日本円(1円=9ウォン) |
---|---|---|
人文社会 | 1,869,000ウォン | 約20.5万円 |
工学 | 2,370,000ウォン | 約26万円 |
経営 | 1,837,000ウォン | 約20.2万円 |
看護 | 2,200,000ウォン | 約24.2万円 |
芸術 | 2,436,000ウォン | 約26.7万円 |
日本の国立大学の場合、文部科学省による「標準額」は、入学料が282,000円、授業料が535,800円(年間)の合計817,800円になります。
それに対して全南大学の人文社会系列の学部に入学した場合、初年度の授業料は約40万円ほどになるので、日本の国立大学の半額になります。
参考までにソウル圏内の私立大学に進学した場合、文系学部の場合だと年間70-100万円かかるので、日本の国立大学に近い学費がかかると考えてもらっていいと思います。
韓国の国公立・私立大学の方が日本の大学の授業料よりも十分に安いですが、実はこれでも上がってきてるんです。。
メリット②豊富な留学生向けの奨学金
これは全南大学だけでなく韓国の大学全体に該当するメリットですが、外国人留学生向けの給付型奨学金がかなり充実しています。
全南大学の場合、以下のような外国人留学生向けの奨学金が設けられています。
学部生対象の奨学金
奨学金名称 | 給付内容 | 給付基準 |
---|---|---|
TOPIK優秀奨学Ⅰ | 入学初学期の授業料全額免除。 | TOPIK5級以上の成績保有者(有効期限内のもの) |
TOPIK優秀奨学Ⅱ | 入学初学期の授業料一部免除(授業料2) | TOPIK4級の成績保有者(有効期限内のもの) |
CNU-BRIDGE奨学 | 入学初学期の授業料一部免除(授業料2の半額) | 言語教育院の正規課程に2学期以上登録した者で、レベル4を修了した者。 |
成績優秀奨学3 | 入学初学期の授業料一部免除(授業料2の半額) | 出身高校・大学の成績・語学能力など入学成績が優秀な者の中から選抜。 |
成績優秀奨学4 | 入学初学期の授業料一部免除(授業料1) | 合格者の中から所定の審査を経て受給者を決定。 |
大学院生対象の奨学金
奨学金名称 | 給付内容 | 給付基準 |
---|---|---|
総長名誉奨学 | 全課程、全額給付 | 修士・博士統合課程の入学者かつ学士課程の卒業時成績評定が4.0以上/4.5満点。 |
グローバル奨学 | 入学初学期の授業料全額免除 | 合格者の中から所定の審査を経て選抜。 |
TOPIK優秀奨学 | 入学初学期の授業料全額免除 | TOPIK6級以上の成績保有者(有効期限内のもの) |
SRS奨学生 | 入学初学期の授業料全額免除 | Strategic Researcher対象の奨学金。 |
成績優秀奨学 | 授業料の一部免除 | 合格者の中から所定の審査を経て受給者を決定。 |
注目すべきはTOPIK奨学金で、学部生であればTOPIK5級以上、大学院生であれば6級で初学期の学費が全額免除されます。
韓国の大学に進学するために、TOPIKの成績表は絶対必要なのですが、さらに級数が高ければ高いほど奨学金の恩恵が大きくなります。
メリット③生活コストが安い
これは全南大学だけでなく、韓国の地方国立大学全体に言えることですが、とにかく生活費が安く収まります。
最近、韓国も物価が軒並み上昇していますが、それでもソウルで生活するのに比べると住居費、外食費、交際費などは地方の方がまだまだ安いです。
しかも韓国のアルバイトの最低賃金は日本と違って全国同一賃金です。(求人総数はソウルの方が多いですけど)
特に学生寮で生活する場合、2人部屋の場合、1学期(4ヶ月)日本円で6万円もしないので、いかに低コストであるのかお分かりいただけると思います。
部屋タイプ | 寮費(4ヶ月基準) |
---|---|
2人部屋 | 546,250ウォン |
1人部屋 | 1,092,500ウォン |
現在、古い学生寮の取り壊しと新規学生寮の建物工事を予定しており、1人部屋も増える見込みとのことです。ただ現状ほとんど2人部屋なので、あまり1人部屋を期待しない方がいいでしょう。
メリット④留学生の管理・サポートがしっかりしている
最後に挙げたいポイントが、留学生の管理・サポート体制です。
こればっかりは実際に留学してみないと分かりませんし、人によって捉え方は変わってくると思います。
あくまで今回の視察を通して感じたことですが、全南大学国際課の職員の方はすごく面倒見のよい人たちでした。
もちろん、日本人留学生が少ないのでもっとたくさん来てほしいという気持ちは当然あると思います。
ですが、日本人留学生の数が少ないからこそ一人ひとりの学生のことをよく把握していらっしゃいますし、「アットホームな環境」という※社会関係資本がすごく魅力的に感じました。
社会の信頼関係、ネットワークなど、要は人と人の関係やつながりなどを資源として捉える概念のことです。あえて専門用語を出した理由ですが、韓国での留学生活の成否に特に大きく影響するのは人間関係だからです。大学には大きく「学生、教授(講師)、職員」という3種類の人間がいますが、外国人留学生の場合、大学職員の方にお世話になる機会が多いです。(外国人登録、健康保険の加入、奨学金の手続き、履修登録など、留学生活に必要な手続き全般)。つまり、大学職員の対応が冷たく事務的であれば自ずとこの大学は冷たいなと感じてしまうのです。
今回、お会いした日本人留学生の担当者は日本語がとても堪能で、日本の大学で留学も経験されており、とても心強いと感じました。
余談②:日本人留学生がモテる理由
今、ほとんどの韓国の大学が日本人留学生の誘致に力を入れています。
よく韓国にはたくさんの日本人留学生がいると勘違いされるのですが、全体留学生の占める割合でいうとわずか5%に過ぎません。つまり、100人に5人くらいが日本人留学生で、地方に行くと日本人留学生ゼロという大学は珍しくありません。
そんなマイノリティーな日本人留学生がモテる理由は色々あるのですが、一言でいうと真面目で素行がよく韓国語の上達が早いからだそうです。
よく日本人は勤勉だとか言われますが、韓国で学ぶ日本人留学生もそういった評価を受けているそうです。
だからこそ、もっと日本人留学生を増やしたいと全南大学を含む多くの大学関係者が考えているのですが、これは今まで日本人留学生が培ってきた信頼によるところが大きいというのは言うまでもありません。(まさに社会関係資本のメリット!)
「A国出身が全員優秀で、B国出身が全員悪い」といった極端な話ではありません。ですが1人の留学生の素行がその国全体の留学生の評価を左右することがあるという点は肝に銘じておくべきでしょう。
デメリット①空港までのアクセスに時間がかる
仁川空港まではどう頑張っても片道3時間以上はかかってしまいます。
また金浦空港を利用する場合には、リムジンバスではなく高速バスに乗って、ソウル高速ターミナル駅で9号線に乗り換えるか、KTXに乗ってソウル駅で空港鉄道に乗り換える必要があります。
交通手段はたくさんあるので便利といえば便利なのですが、ソウル市内からのアクセスに比べるとどうしても不便に感じてしまうという点は致し方ないことかなと思います。
「留学中は日本に帰国しない!」という場合には関係ないかもしれませんが、もしご家族や友人が韓国に遊びにきた時は、色々悩むことになるかと。。
地図で見ると光州からだと釜山にある金海国際空港が近そうに思えるのですが、高速バスで3時間以上かかる上、便数も多くないので仁川国際空港を利用するみたいです。
デメリット②周りに標準語ではない人が多い
これは正直、人によってメリットだと感じたり、デメリットだと感じたりすると思います。
韓国人留学生の中にも「大阪で留学して関西弁を話してみたい!」という人もいれば、「変になまりたくないから東京がいい」という人がいるように、人それぞれといえばそれまでですが。
光州も所謂、方言が存在します(전라도 사투리)。年配の方になればなるほど標準語から離れていき、見知らぬ表現が聞こえてきますが、住んでいれば慣れてきます笑
ただ言語教育院では標準語を学習しますのでその点はご安心ください。
メリット&デメリット 日本人留学生がかなり少ない
最後に日本人留学生の在籍状況(2024年度)についてです。
全南大学に現在在籍している日本人留学生は3名(語学、学部、大学院生)とのことです。
このことをメリットに感じるのか、デメリットに感じるのかは人それぞれです。
筆者個人の考えを述べるなら、与えられるチャンスが多いという点でメリットの方が大きいと考えています。
例えば、企業から外国語ができる人材を紹介してほしいという連絡がある場合、大学教授に直接連絡がいくこともありますが、多くの場合、国際課に問い合わせがあるそうです。
そこでもし日本語ができる人材の紹介依頼があれば、日本人留学生が紹介されるのですが、これがもし100人在籍している場合と5人しかいない場合だと、当然ながら後者の方が紹介を受けられる可能性が高いですよね。
つまり、国籍別に募集するプログラムやイベント、アルバイト、インターン募集などがあった場合には、人数が少ない方が選ばれる可能性が高く、それが将来的には韓国での就職につながったり、人脈形成につながることがあるわけです。
実際に過去、アルバイトで紹介した留学生がそのままその企業に就職したというケースが結構あるそうです。
全南大学への留学手続きについて
全南大学への正規留学(新入学・編入学)で必要な手続き、語学留学(正規課程)の登録に必要な手続きについて有償でサポートをしております。
サポート費用は発生しますが、早く確実に全南大学への入学手続きが可能である他、現地職員の方にダイレクトで紹介する為、一人でもしっかりと面倒を見てくれる韓国の「情」を体験できる点が魅力だと思います。
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見積書をメールで送らせていただきます。期日までに指定口座へサポート費用をお振込みください。